HEDDON TADPOLLE(思い出のタドポリー)
2006.06.29

HEDDON TADPOLLY

 

一番最初に買ったプラグがこれ。HEDDON TADPOLLY。と言ってもこいつは、つい最近オークションで見つけて落札したモノ。自分のは、初めて琵琶湖へ行った時、最初に投げたルアーで第一投目で根掛かり。琵琶湖の藻くずとなりました。ずーっと心に引っかかっていたがようやく戻ってきた感じ。探しました。

学生時代、釣り部の先輩でルアーをやる人がいて学芸大学駅(東横線)近くのウチダ釣り具店へ連れて行かれた。一個だけ買うように命令されて買ったのがこれ。数あるルアーの中から、またこいつの数あるカラーの内から選んだのがこのカラー。何故こいつを選んだのか覚えていない。迷っているのを「早くしろ!」と一喝されてエイヤーッで買ったのだと思う。大学の倶楽部ってのは上下関係があって絶対なんよ。わかる?

こいつ1個だけを持って津久井湖へ連れて行かれた。今でも思い出す。赤い鉄骨の橋のたもとから降りて分けも分からずやりました。そして釣れました。大きさは、こいつよりちょっと大きい程度。がっちりフックを3つともくわえていました。赤ちゃんバスの唇がこいつのフックで破れて気の毒でした。 今から30数年前のことです。

タックルといえばロッドはGarcia CONOLON 2121FGHH  5’。リールは、Garcia Mitchell 408。バランス的には全く合いません。リールを巻く度にこいつの泳ぐ衝撃が強く何か生き物が付いている感じでした。赤ちゃんバスが釣れた時なんかは釣れたことすら気付きませんでした。

しかし、こいつの威力を思い知ることは出来ました。人生で最初のバス。バスという魚を初めて目の当たりにした時は嬉しかった。そして、ルアーにのめり込ませたのもこいつ。

今では、酒をチビチビやりながらこいつを手にとって眺め、思い出にひたってます。