1998年7月

7月11日
琵琶湖
雨のち曇り
24℃

6匹

今日は、朝から雨足が強い。子供達を誘ったが行かないと言う。しめしめである。パジェロにフローターを積み朝10時ちょっと前に家を出る。ランエボだと早く着けるが雨の日の着替えとなるとパジェロの方が断然有利。

12時ちょっと過ぎに長浜に到着。風はほとんど無いが雨は降っている。ポイントの様子を見るとボートが一艘いるのみ。早速フローターの準備をしてポイントへ・・・・と思ったらボートがスーッと私が入ろうとした所に!!仕方無しに岸ぎりぎりに第一投。バチャッ!!派手な出方だったがヒットしまなった。
今日のルアーは、いつものパロットカラー改である。昨夜、#1/0のフックに交換したてのほやほや。フックを交換したがダメか・・・・。ボートを大きく迂回して投げまくるが反応無し。ボートがいた後は、やはりダメのようある。細かい所もチェックするが全然。約一時間やったがあきらめて移動。

今度は、大浦である。先週の仇を打つべく意気揚々と乗り込んで湖面を見た途端!?「何やこれ!!」と思わず叫んでしまった。濁っている何て言うレベルではない。赤土色である。ガビーーン!!湖面を眺め何とか出来る所はないか探す・・・・あるわけがない。せっかく来たのに!このままではあきらめられなくてフローターでチャレンジ。ルアーを投げる。着水で起きる水しぶきも赤土色である。「あかん!」あたりを見渡すがやれる所など皆無!ものの15分であきらめた。

何処に行こうか、あんパンをほうばりながら思案。海津に移動することにした。着いてみるとフローターが既に3つ、ボートが2艘浮いている。やるかどうか迷ったが決行!!フローターで沖から藻の際を攻めるがアタリ無し。やはりダメか。移動しながら攻めていると今日の初物がヒット!!26cm。小バッチーながら嬉しい。気を良くしてやっていると2匹目。「いけるやないかー!!」内心叫ぶ。一通りポイントらしき所を攻めたがこの2匹のみ。戻りながら藻に近づいて細かいところにチェックをいれる。ルアーがデカイためショートキャストはとってもしにくい。こまめにやっている内に32cmをゲット。大きき見える。嬉しさがこみ上げてきてあたりを見渡すが他の人は知らん顔。ま、しょうがないか。ちょっとえぐれている藻の所にキャスト。2、3回リールを巻いたか巻かない内にアタリ。重いのを確認しながらアワセをくらわす・・・とジャ〜ンプ。デカイ!!またもやジャンプ。先週の二の舞をしないよう再度強烈にアワセる。慎重に慎重に・・・先週は、ランディングする時にバレたので気が気ではない。寄せてくるとガッチリとフックをくわえている。一安心。口の中に指をつっこんでキャ〜ッチ!!。デカイ。写真バチバチもんで結局6枚も撮ってしまった。チューブの端にそっと寝かせ、口を閉じさせメジャーをあてる。41cm!!いや無い。40.5cmダ!!何度も何度も計るが40.5cm。嬉しさのあまりじーっと見つめていた。今期初のトップでの40オーバー。そーっとはなしてやった。何か力が抜け満足度120%のためか上がることにした。
上がってみると東京の知り合いが別荘に来ていたので挨拶をし図々しくおじゃますることにした。ビールをご馳走になり釣果の話で盛り上がってしまった。知り合いとその友人と私の3人で夕方、また同じポイントでフローターをやることにした。夕方5時過ぎフローターの準備をする。湖面には相変わらずフローター3つとボートが・・ボートが増えている。でも攻めているところが違うので行くことにする。投げては引くを繰り返すが出ない。仕方無しに藻際の所をショートキャストで攻める・・・・と1匹飛び出す。小バッチー。難なくランディング。通りいっぺんやってみたがこの1匹のみ。戻りながら沖に向かって大遠投を繰り返す。ここでも何とか1匹ゲット。頂いたビールのためか、あちらが我慢できなくなってきた。我慢に我慢を重ね7時過ぎまで粘ったがこれ以上は・・・。仕方無しに上がることにした。フィニッシュである。湖面を見るとフローターが5つ。夕暮れ時で何かとっても不思議な光景だった。
今日の釣果は、6匹。全部ルアーの腹のフックにかかっていた。食い気たっぷりだったと見える。それにしてもフックを替えておいて良かった。小バッチーには気の毒だったけど・・・・。
そうそう、他の人達を見ているとワームかグラブで攻めていた。何かドボンドボンと水面を騒がせていたのは私の方だったのかも・・・・皆さんゴメンね。今日は、素直に反省できます。はい。

PS.今日もルアーを1つゲット。POP−Rである。それもプロ仕様。大事にストックしておく。
今シーズンは、パロットカラー改(デカイダブルスイッシャー)1つで攻めてみることにする。パロットカラー改では、ルアーに失礼になるので名前を付けようと思うのだが・・・・・・。次回までに決めておくことにする。

7月4日 琵琶湖
晴れ
34℃

14匹

今日は家族サービス。と言っても琵琶湖へである。当然釣りを兼ねて。
パジェロのルーフにフローターを積み、ガキどもを後部座席に押し込んで自宅を朝9:30に出発。いつもの様に岐阜羽島から高速に乗る。琵琶湖が遠く感じる。遅い!!メチャクチャ遅い!!ランエボに比べると・・・・・。11:40頃にやっと長浜城に到着。ここは家族連れで来ても子供達を遊ばせておける場所があるからOKである。到着早々持ってきたおにぎりで昼食。私はチョット昼寝。ガキどもは遊んでいる。

2時ちょっと前、おかーちゃんに釣りの許可をもらって釣り始める。何で許可をもらうのか分からないが、ついつい口から許可願いの言葉が出てしまう。哀れであるが無意識である。同類の殿方もきっと多いはず。
湖面を見ると藻があたりを覆い尽くしている。とてもやりにくいが釣りをする以上は子供達が見ているので何が何でも釣り上げなければならない。トップをやるつもりだったが藻がじゃまをしているのでグラブのただ引きに変更。グラブを1mも引くと直ぐに藻などが引っかかってくる。釣りにくい!!それに暑い!!何度かやっている内に小バッチーのアタックが始まった。こうなりゃしめたもの。子供達に、「お父さんは釣りが上手だから直ぐに釣るね」と言っている矢先に小バッチーをゲット。子供達に見せびらかす。子供相手に優越感をしっかり味わった。これが父親の威厳というもの。「ほ〜らまた釣れた」と子供達に見せびらかす。結局小バッチーばかり12匹ゲット。あまりの暑さに子供達を水遊びさせるために海津大崎に移動することにした。

北へ向かうと雲行きが怪しい。空が黒く、雷雨が来そうな雰囲気である。しばらく行くと雨がポツリポツリ降り出し、とても水遊びをさせる雰囲気ではなくなった。仕方なしに大浦で様子をうかがうことにした。到着すると雨はほとんどやみ風がとても涼しい。本当は、ここでフローターをやるつもりでいたので内心、ヤッター状態。再度おかーちゃんに釣りの許可をもらってフローターフィッシングの準備をする。あたりは、おかっぱりの人でにぎわっている。湖面は相変わらずボートがひしめいている。ラインに結んだトップルアーは、先週同様パロットカラーのスイッシャー(デカイやつ)である。実は、金曜日にダブルフックを求めて釣り道具屋を探し回ったが小さいのしか置いてない。2番が最も大きいサイズであった。この程度のサイズでは小さすぎてルアーに合わない。結局、ダブルフックに変更することはあきらめた。その代わり、ペラのゴッツイのが売っていたので衝動買いした(700円。メチャクチャ高い!!)。このペラは、ダブルスイッシャー用のため2枚一組になっていた。それを急きょ付け替えてきてダブルスイッシャーにしたのである。沖に向かいながらあちこち投げまくる。全然アタリ無し。先週同様ボートが水面を荒らしているようだった。仕方がないので藻の間の小さいスポットを攻める。ダブルスイッシャーにしたら動きがシングルより断然良くなった。何投目かにバチャッとでるがのらない。小さすぎる。それからぽつりぽつり小バッチーがアタックしてくるがのらない。そうこうしている内にやっと1匹ゲット。でも小さい。途中でばらしたりもする。夕方5時前に待望の40オーバーがヒット!!このクラスになるとやたらと引きが重くなる。手元に寄せランディングする時にジャンプされバラシた。痛恨のミス!!今期40cmオーバーをトップではまだゲットしていないのでメチャクチャくやしかった。チッキヨー!!!と大声を上げたかったが周りには、おかっぱりの人達が大勢いるためグッと我慢して「べつに」ってな素振りをして見せたが・・・・。子供達が大声で「お父さ〜ん」っと呼んでいるので引き上げることにした。帰り道、あちこち投げているとチョット小さいが綺麗なバスが飛び出してきた。結局、トップでは2匹ゲット。
今日の釣りは、これでおしまい。チョット遠回りだが大のお気に入りの日本酒(竹生島)を買って帰った。

今日の一言。「フックは、バーブレスにするとバラシが多くなる!!自分の腕は、棚に上げとけ!!」。

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