1998年8月

8月29日
琵琶湖
曇り時々晴れ

8匹

ゲートボールの練習が朝9時前に終了。朝食をとりフローターをランエボに積み込み出発。今回は、IBMの岩田氏と同行する事になった。岩田氏はバス釣りが初めてなので見学するとのこと。岩田氏の家を10時ちょっと過ぎに出て何時もの岐阜羽島インターへ。高速に乗りランエボの加速と最高速を披露。感激のあまりちびりそうだったとか。

12時ちょっと過ぎに大浦到着。岩田氏にトップとは何ぞやと講釈をたれながら釣りをする。もちろん陸っぱり。釣りをしながら移動。陸っぱりの鉄則を教える。使ったトップは、おなじみの「きんぐこぶら」。岩田氏曰く「こんなデカイので釣れるの?!」。すかさず「まー見とりゃー」と返す。お墓前から川の流れ込みまでやるが反応無し。釣れそうな雰囲気はするが・・・・。川の流れ込みに立ち込んでいたお兄ちゃんが釣るのを見て「ルアーで釣れたの初めて見た」と岩田氏。講釈をたれている以上何とかしたいが相手は生きもの。焦りがこみ上げてくる。これ以上移動できないので戻りながらの釣りとなる。今度は自作のダブルスイッシャー「雛あられ」に交換。「きんぐこぶら」はペンシルタイプだか「雛あられ」はスイッシャー。またもや違いの講釈を・・・。半分あきらめていた時に水面が炸裂。ヒット!!!手元に寄せてくると何とまーかわいい小バッチー。20cm位である。ところが岩田氏が感激して「こんなちっちゃいバスがようこんなデカイのに食いつくネー!!」。「釣れるやろー」と返す。フッフッフッ・・・・である。もー釣れたもんだから余裕のヨッチャン状態。講釈に拍車がかかる。続けているとまたもや炸裂!!・・・・・のらなかった。約一時間ちょっとの釣りだったが面目が立ち意気揚々で次のポイントに移動。

次のポイントは当然海津。岩田氏に常吉を教えるためには絶好のポイント。到着するとゴムボ2艘。手こぎボート1艘が既に陣取っている。あじゃパーである。仕方無しに昼食とする。ビールを流し込んで腹ごしらえ。しばらくするとゴムボのお兄ちゃん達が釣れないのか上陸。ラッキーを感じながらポイントをちょっと休ませることにする。頃合いを見てフローターを登場させる。岩田氏は陸っぱり。私はフローター。岩田氏に常吉の仕掛けを作ってあげて使用するワームを選び・・・・面倒くさいのでワームバックを渡した。岩田氏に釣り方と場所を教えた後、私は適当なワームをベストのポケットにつっこみ出陣。今回は私も常吉からスタート。釣れることを岩田氏のDNAに刻み込ませる必要があるからだ。ちょっと沖に出て投げる。全神経を集中させながら引いてくる。ン?!ほーら釣れた。誇らしげにバスを高々と上げて岩田氏に見せる・・・・見とらん。大声を上げて呼ぶわけにはいかない。私はバス釣りのベテランと言うことになっているので品位を損ねる事は出来ない。第一投目からとは爆釣の予感を感じた。第2等目。またもや釣れた。岩田氏を見ると今度はこちらを見ているためバスを高々と上げドーダーのポーズ。第3投目。またもやヒット。余裕が出てきたので岩田氏の様子をうかがう。何とかやっているようなので自分の釣りに専念。ところが・・・・パッタリあたりが無くなる。なぬ!別のカラーに変える。とっかえひっかえやって結局7匹ゲット。寒くなってきたので上がることにする。フローターでふんぞり返って釣りをしたため背中から水が入ってしまったのである。

時間は夕方の5時。今回はこの位でと言うことのなり納竿。今回の釣行で岩田氏を底なしのバス釣りに引っ張り込めることを確信。次回はボートでの釣りを約束して帰路についた。

8月19日
琵琶湖
曇り後晴れ
時々小雨

24匹

今回は、大津のトーヨーさんとご一緒。朝5:00に奥琵琶湖ドライブインにて待ち合わせ。寝坊したらいけないと思い夜中の1:24に自宅を出発。ボートでの釣行のため準備万端で望んだ。ちょっと早く家を出たことは分かっていたが奥琵琶湖ドライブインに3:30頃到着。早すぎた。途中吉野屋の牛丼弁当を買ってきていたのでむさぼり食った。トーヨーさんとの待ち合わせ時間まで間があるので仮眠。
携帯が鳴っている。何処で鳴っているのか・・・・あわてて探す。トーヨーさんからだった。ドライブインに到着したが何処におるの?という内容。トラックの間にいると返事。トーヨーさんのテラノが目の前に到着。時間は4時45分くらい。さすがである。時間をキッチリ守るとは。
初めてお会いする。お互いに挨拶を交わしトーヨーさんのタックルを私のパジェロに積み込み出発。トーヨーさんはなかなかの好青年。今回の釣行が楽しみである。

最初、私がよく釣りをする大浦を案内。そこでは釣りをせずに海津へ直行。ボートをおろす場所を確保して準備に取りかかる。
ボートを出す前に渓’s倶楽部の川口さんより頂いた「きんぐこぶら」の進水式を行い動きを確認。キャストすると安定した姿勢で飛んでいく。リールをチョコチョコッと節度をもって巻く。今度は連続で巻く。首振りはもちろんのこと連続で引くとポッパーのように水を前へ吐き出す優れもの。さすがオリジナル。そつがない。きんぐこぶら恐るべし。

ボートを出す。今日は平日だけあってアングラーは、わりと少ない。わりと。ポイントに到着後まずはトップ。トーヨーさんは自作のトップ。私は、きんぐこぶら。何度もキャストするが気配が感じられない。こう言う時はダメだと分かっているので直ぐにトップはあきらめる。次はガラガラ。先週、ここでフローターをやっていたお兄ちゃんの真似である。ちょっとやるが直ぐにやめた。面白味がない。
今回は、数釣りを目的として来た。トーヨーさんは常吉。私はジグヘッドリグ。トーヨーさんの第一投目にヒット。続けて数匹をゲット。バスをあまり釣ってないと言いながらもなかなかやるではないか。私はと言うと色々なカラーのグラブに変えるがまるっきり反応無し。仕方無しに私も常吉で勝負。トーヨーさんは順調に釣果を重ねる。私は何度も通い慣れた場所。その内追いつけると軽い気持ちでいた。私の一匹目はなかなかの型。こう言うサイズも釣れるんだよとトーヨーさんに講釈をたれる。ここで皆さんにばらしますがトーヨーさんは今まで、一度に釣った最高は7匹だそうである(トーヨーさんばらしてゴメンね)。今日は楽勝のペースである。あれよあれよと言う間に午前中だけで24匹。さすがの一言である。私はと言うとやっと2桁の大台にのったばかりである。トーヨーさん曰く「爆釣ッスよ!!」。確かにトーヨーさんは良く釣っている。またこのポイント、デカイのはいるがなかなか釣れない。しかしである。トーヨーさんはここで45cmを釣り上げてしまった。脱帽!!
私は、ボートまで寄せてくるが最後のダッシュでラインをブッちぎられること3回。ア〜情けな。あまりの暑さに二人ともドボンする事に決め上陸。水中はとても気持ちよく最高。日焼け箇所が気持ちいい。浜に寝転がり知らない内に寝てしまった。あまりの暑さに目が覚めた。20分ぐらい寝たそうである。サッ後半戦!!っと口では言うが暑いためボートが出せない。根性無しの二人。やっと雲が太陽の直射を遮り始めたのでボートを出す。

午前中のポイントで再開!!今度は私が巻き返しを計る。トーヨーさんはアタリが遠のく。10数匹の差はなかなかきつい。トーヨーさんもぽつぽつ釣り上げる。差がなかなかちじまらない。と言うより遂に30匹の大台を突破。私も何とか20匹の大台を突破。二人ともペースが落ちる。私が7時までやろうと提案。トーヨーさんは余裕のヨッチャン状態。「いいっすヨ」だって。クッ・・・・負けるわけにはいかない!何とか23匹まで追い上げたが寒くなってきた。何のこれきしッ!!ここで根性を見せておかないとってな感じで我慢。ン!?根がかり?いや釣れてる感じ。何度も言うが、ここのバスは引きが強い。トーヨーさんを唸らせたほどである。ちょっと良い型かな?と思いながら強引にリールを巻く。するとかなり先でジャンプ!!「デカイ!!」とトーヨーさん。引きが強い。何とかボート縁まで寄せてくると確かに良い型である。また潜る。アカン!!たまらずラインを出す。良くラインをゆるめるとバレルと言うがそんな事は言ってられない。切れたら元もこもない。フックの返しはとってあるがそう簡単にバレル事はない。慎重に慎重に・・・・ようやくトーヨーさんがランディング。見事な体型、傷がない。それこそプリプリ。計ると42cm。大満足。もーこれ以上釣る気力が無くなった。

結局、トーヨーさん31匹。私、24匹。合計55匹の大爆釣。本来であれば私の方が多く釣り上げていなければならない立場であったがトーヨーさんのうまさの前には手も足も出なかった。亀状態。参りました。まッ数釣りの目的は果たしトーヨーさんの満足な笑顔。今回の釣行は完璧の内に終了!!私の顔も立ったことだし・・・・・・次回は負けんぞ!!

今回、トーヨーさんとご一緒させて頂いて感じた事は、常吉を良く勉強していらっしゃる。ただフックが#2と言うこともあって小さい感じがした。それとアワセが鋭すぎるためすっぽ抜けによるバラシが多く見られた。本人も自覚されていた。
次回ご一緒させて頂く時は、強敵中の強敵と成っておられる事だろう。返り討ちにすべく常吉を勉強しよう。首を洗って待っていて欲しい。

8月8日
琵琶湖
曇り夕方小雨
微風 29℃

8匹

今回も朝9:30に自宅出発。今回は何時もと違う場所でトップを試そうと思っている。今朝、出かけにウエーダーに穴があいていることを思い出したので急きょ修理。材質はネオプレーンなので修理は至って簡単ちょちょいのちょいである。まず2液性の5分型エポキシ系接着剤を用意。同量を出して混ぜる。そいつを穴のあいているところに盛る。塗るのではない。盛るのである。そしてそこを指でつまんだりしてシュポシュポする。再度盛る。乾くまでちょっと置く。これで完了。どうです簡単でしょう。

何時もの様に岐阜羽島インターから高速に乗る。なんじゃー!!車だらけ!ん・・・・・追い越し車線を時速80km。やっと気が付きました。今日からお盆休みの帰省ラッシュが始まったんや!!しかし80km/hはないやろと前の車にくっつく。そうすると前の車に乗っている連中が振り返って私を見てる。「どいつや?くっついてくるのは!!」ってな感じで。「違うでしょ。遅いのは、あなただから退いて頂けません?」ってアクションしてるだけですよ。あ〜あ、確かに帰省ラッシュだから仕方ないけど振り返られちゃ何ともはや・・・・。
いかんいかん!そう言えば色んな方がこの釣行記を読んで下さっているらしい。先週の釣行記で「過激!!」ってお叱りを受けたばっかだからこう言う時は、大人にならなければと思いつつ涙をこらえていました。
かなり前のトラックがブレーキを踏んでいる。すると60km/h、40km/h・・・・停止!!勘弁して下さい。まるでウサギ飛び状態。ちょっと進んでは止まり・・・・・。ミッション車だとこう言う渋滞はかなりきつい。既に左足首がだるくなってきている。前の黒のシビックは、アベック。この渋滞が一向に苦にならないらしい。お互いに向き合いながらにぎやかにやっている様子。こう言う連中を見ると自分が情けなくなってくるのは私だけだろうか。たとえこれから好きな釣りをしに行くとはいえ、やっぱアベックで行きたいよね。
我慢に我慢を重ねやっと関ヶ原インターまで来る。電光板を見ると、この先4km渋滞20分。と出ている。条件反射的にインターを降りる。内心解放されるってな喜びで打ち震えた。ところが・・・・料金所が団子状態。料金所先も車で団子。トホホ・・・・結局、関ヶ原料金所を抜けること20分。もー何も言わん!!

片山に到着したのが12:30過ぎ。湖面はちょっと波が高い。北風である。迷うことなくフローターの支度をして湖面に滑り込む。タックルは何時もの。もー投げまくるしかない。藻際を丁寧に丁寧に攻めてみる。ルアーを風に乗せてロングキャストを繰り返す。同じところを角度を変えて攻めてみる・・・・・沈黙!!やはり曇りで波が高いと出ないことを再確認する。約1時間ちょっと粘ったが次のポイントに移動。今度は風裏を探すしかない。菅浦方面に行くことにする。

途中大浦に寄ってみた。風は微風。湖面を見ると・・・・ボートで一杯!でも誰もやってないところがある。迷う。迷う・・・・・結局、やることにした。岸は陸っぱりの人達で一杯なため申し訳なさそうな顔おして沖に出る。投げまくる。2回ほどアタックしてきたがヒットしなかった。出そうな雰囲気はプンプンしていたが・・・1時間ちょっとやりダメと判断。戻りながらキャストを繰り返していると・・・・・ドボチョッ!!!!!出たー!!重くなるのを確認してから大アワセ!ジャ〜ンプ!ジャンプ!ちょっと離れた所にウエーディングしているお兄ちゃんがこっちを見ている。優越感!ほれもっとジャンプせーって言いながら見せつける。こう言う性格なおした方がいいですかね?25cm位の小バッチながら今日の初物。嬉しさがこみ上げてきた。午後3時、ちょっと遅い昼食を取り、次ぎは何処をやろうか・・・・あそこか?迷うことなくグラブでの数釣りポイントへ。

海津に到着すると既にフローターが1つ浮いている。お仲間お仲間ってな感じでフローターで接近してこちらから挨拶。「どうです?」 って聞くと「今ばらしたばっかです。この辺にかたまってるようですよ」って返ってきた。なかなか好感の持てる青年である。このお兄ーちゃんは、ガラガラをやっている。私は、ジグヘッドにグラブを着けて投げては引くを繰り返す。しばらくしてやっと一匹キャッチ。30cm位のグッドコンディションである。するとお兄ちゃんもガラガラでキャッチ。どうも活性が高いようである。ハードルアーは、何も持ってきてないのでグラブで通すしかない。4時から初めて1時間で3匹。数釣りをするために来たのだからと常吉モードON!!第一投目で33cmのプリプリ。ここのは、本当にプリプリ。このサイズとは思えない引きの強さ。6時までの1時間で又も3匹。先ほどから小雨がぱらついてきている。バスも何を思ったのかぞこらじゅうでライズしている。トップをやりたいが車まで戻らなければならない。迷っているとデカバス特有のアタリ!大アワセを食らわせる。重い。首を振る振動が伝わってくる。ラインは1.5号。1000mいくらってやつだから慎重に慎重に。寄せる。ジャンプする。でかく見える。慎重にランディング。メチャクチャプリプリ。サイズを計ると36cm。この程度の大きさでこの引き。やめられませんな!この一匹で満足したので急いで車に戻りトップの仕掛けにチェンジ!!既に夕方の6:30。ヒーヒー言いながらヒレでこいでさっきのポイントへ。まずミノー型ペンシルをキャスト。岸では、小バッチーながらどこかのお兄ちゃんが二人でバンバン上げている。もちろんトップでだ。私も負けじとキャストするが何〜の変化も無し。トップを色々替えてみるがダメ。私が浮いている鼻先で小バッチーがバチャバチャやっている。辺りは薄暗くなっている。焦りが焦りを誘う。お兄ちゃん達は何を使ってるのか目を凝らしてみるが既に薄暗くて分からない。結局、トップに替えたものの何も無し!無念さを残したまま上陸。完敗!

結局、8匹。でもトップで一匹出たから良いか。と自分を慰めながら帰り支度をした。既に7:30。帰る途中、東京の知り合いが来ていたので挨拶する。そうすると木曜、金曜は入れ食い状態。今日はさっぱりとのこと。今日はさっぱり?私8匹。上出来って事ね?

今日は、どういう訳か自作ルアーでのつりに「これではいかん!」ってな気持ちがわいてきた。何か安易すぎるんじゃないかって。ルアーは、釣れればいいと思って琵琶湖に通ったノウハウを生かして作ってきたが何かが違う。そんな気がしてきた。
ここで皆さんに私の釣りスタイルを紹介します。まずタックル。ロッドは、ピッチングロッド。ラインは4号。リールはゴッツイの。デカイのが釣れても難なくキャッチできる。へましなければね。ルアーは、何時もの雛あられダブルスイッシャー31.5g。戦略は至って簡単。自分を中心に360度投げまくる。ポイントが分からないためだ。5m位移動して同様に行う。移動最中もキャストは止めない。どこかに投げている。まるでジュウタン爆撃である。
この体力任せの釣り方が嫌になったのかな?それとも人で一杯の釣り場が嫌になったのか。トップの釣りって何かのどかなイメージがあるよね?せこせこしないって言うか。一匹釣れただけでも大満足ってのか。ちょっと考えてみます。
今度、琵琶湖へ行くときは、自作ルアーはいっさい持たずにラッキー13とかバスオレノとかでやってみよう。もやもやしたものが何か分かるかも知れない。

8月1日
琵琶湖
曇りちょっと雷雨
微風 ?℃

17匹

中年オヤジ
キレる!!

朝9:30に自宅出発。いつもより1時間ぐらい早い。シートをちょっとさげてツーリングモードON!何時もの様に岐阜羽島インターから乗ると・・・メチャクチャすいている。当然追い越し車線をぶっ飛ばす。しかし、どいてくれるもののすぐにつかえてしまって思うようにスピードが上げられない。大垣インターを過ぎた頃から前は団子状態。グググッっとブレーキを踏む。いやギューッっと踏む。何キロだと思う?時速100km!!一体どうなっとるんダッ!イライラする。まるで歩いてるような速度。先頭は、分からない。おっかないからやりたくなかったけど走行車線から抜いて行く。走行車線の方がすいている。この時期、夏休みに入ると今まであまり高速に乗ったことの無い連中や、本当ーーーに久しぶりに車を運転する連中が急に増えるから仕方ないか・・・なーんてそんなノー天気な事は俺は決して思わんぞ!!おまえら一体、俺がどーして高速に乗るか知っとるんか?飛ばしたいからや!!何やこの速度は。追い越し車線で時速100kmや110kmのバトルを繰り広げるな!金返せ!ボケどもが。イライラのしっぱなし。泣けてくるぜほんと。牧歌的国民万歳!!泣きながらやっと木之元に到着。岐阜羽島から30分もかかってしまった。せっかくレッドツェッペリンのロクンロールをかけてハイの状態になっとったと言うのに。ストレスがたまってまったがやッ!!

11:30ごろ大浦に到着。イライラして喉が乾いていたのでビールを一気に飲み干す。イライラのバロメーターがググッと下がるのが分かる。湖面を見るとフローターが2つ。船が1、2、3、4・・・・・・・藻刈り船がまだやっている。風は南風だが微風。やろうかどうか迷ったあげくやめた。車を移動しながらポイントを探すことにする。するとお墓前にはボートが一艘浮いているだけ。思わず止めてやることにする。
車を降りるとメチャクチャくさい。打ち上げられた藻が腐ってる臭いだ。喉がヒリヒリするくらい臭い。そんな中でどこかのおにーちゃん達が昼飯を食べている。メチャクチャきッつい連中である。参りました。どうしようか迷ったあげく決行!オエーオエー!必死に沖へ出る。すかさずフローターに水をぶっかけて腐った藻切れを流す。何か釣れそうな臭いがプンプンする。ルアーは当然雛あられ。投げては引くを繰り返す。丹念に藻際をショートキャストで探る。ン?ン?ン?・・・・・・。全〜然反応なし。いやいや投げかたがたりん!と自分に言い聞かせキャストを繰り返す。ゴンッ!!出たがヒットしなかった。よーしいけそうだ。っと思ったのはその時だけ。結局、1時間近く粘ったがダメだった。臭いフローターをランエボのトランクにしまい次のポイントを探す。
路肩に駐車している車がメチャクチャ多い。夏休みに入ったから学生さん達が多いのかも。良さそうな場所があっても車を止められない。結局、海津まで来てしまった。ここも車がいっぱいで止められない。そうこうしている内に先週、グラブをやった所まで来てしまった。車が一台分止められるスペースがあったのですかさず止める。車から降りて昼食用の海苔巻き鮨を頬ばりながら様子をうかがう。釣れている様子はない。湖面には誰もいない。支度をして吸い込まれるように湖面に浮いた。
ここは、グラブ。数釣りをするためだ。トップは、夕方別の所でやるつもり・・・だった。先週の感触を期待しながら第一投。第二投、三投・・・・・・・あれ?あかん釣れん。おっかしいなーと思いながらキャストを繰り返すとやっと一匹目をゲット。何と20cm弱の去年もの。後が続かない。苦労してやっと二匹目。こいつも去年もの。一体どーなっとるんや。グラブのカラーを変えながら繰り返す。釣れるのは全て去年もの。一応8匹。バラシ多数。30cmオーバーが出んやないか。時間は既に4:30。空はゴロゴロいっている。大粒の雨が降り出した。そろそろトップをやる場所へ移動しなければ・・・と思いながらも30cmオーバーが出ないイライラが頂点に達している。グラブを引いてくる途中アタリはあるんだが乗らない。小バッチーだからか。雨が強くなってびしょ濡れだが30cmオーバーを釣るまではここを動かん!!アタリまでが無くなった。
岸では、おにーちゃん達が一生懸命やっている。負けるわけにはいかん!自分に言い聞かせる。でもお手上げ状態。っとその時ひらめいた。常吉っつぁんがあるやんけ。グラブを引いてくる時、ある深さの所でアタリがあることに気づいたからや。早速、仕掛けを作って投げ込む。底に着いたのを確認してからスーッと竿を動かす。余った糸は巻き取る。っとグググッ・・・・!来た来た。この感触。一投目からである。良く引く。上げてみると30cmオーバー。やっと余裕が出てくる。次々と30cmオーバーが。結局、9匹。最高33cm。その内、30cmオーバーが8匹。一匹デカイのが上がったが長さを計ろうとフローターの上に寝かせようとするが暴れて暴れて。結局、計る前に逃げられてしまった。

雨は、止んだが濡れた体が寒くて寒くて。6:30まで我慢したがついにギブアップ。10匹まで後一匹だったが寒さには勝てませんでした。悔いを残しながらも上陸。

この釣り方は、病みつきになってしまう。いかんいかんと思いながらついついやってしまう。今シーズンはトップで通すぞー!!って決めていてもである。まるで電車に乗っていてトイメンのミニスカートの女性の××××が見えているのを見てはいけない見てはいけないと思いながらついついジーッと見てしまうのに似ている。煩悩多き年頃である。

PS.今日、グラブで釣りをしている最中であった。相変わらず釣れなくてイライラしていた時である。ちょっとのアタリでも逃さないようにッと思って慎重にやっていたら・・・・・・鼻先数メール先をジェットスキーのアマがどっかのアマを引いて悠々と通って行くではないか。髪型は三つ編み。水上スキーなのか引かれているアマは顔が引きつっている。瞬間的にキレました。アクションを起こそうと思った瞬間、運転しているアマと目が合ってしまった。何も言えませんでした。情けネー!!こいつら一体何処の生物だ!!悲しくなってきたぞ!!
神様私に魚雷を与えて下さい。どうするのかって?きまっとるやないかボケ。ジェットスキーに乗っとる連中をかたっぱしから沈めたるんじゃッ!!中には、ちゃんとマナーを守っている人達が・・・ウルセー!!全部沈めたる!!
そうそう、寒さに耐えながらやっているとトレーラーを引っ張ったジェットスキーが沖に止まってそのトレーラーを沈めようとしていた。結局、タイヤが付いているため沈まなかったのでどっか遠くへ引っ張っていった。ジェットスキーの音が聞こえなくなるくらい遠くへ。しばらくしてからジェットスキーだけが戻ってきた。
こいつら一体!!

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