1999年1月

1月24日
琵琶湖

5℃ぐらい

0匹

今年初の琵琶湖釣行で気合い十分!!と言いたいところだが朝から雨!昨日行けば良かったと後悔の念が・・・・
朝家を出ようとすると長女が連れて行けとせがむ。後ろ髪を引かれる思いで出発。
何時もの様に岐阜羽島から高速にのろうとするとWRCカラーのセリカが2台ゲート手前で止まっていた。横を通過する時、思わずお兄ちゃん達に手で挨拶してしまった。もうダメWRCの気分。高速券を取るやいなや口にくわえ猛ダッシュ!本線に出る前のコーナーがきつい!雨が降っているからちょっと滑っている様だがもう止まらんよ。
空いている!!一体どうなっとるのって感じ。一気に追い越し車線に入りフォグランプをON!!路面は濡れているもののほとんど直線。ゴー!!先行車は直ぐに退いてくれる。ア〜体の芯がとろける。スピードは麻薬。止められません。
しばらくするとBMW325iに追いつく。退いてくれるまで待とうと思っているとブレーキランプが!!何すんねん!とこちらもブレーキ。BMWの前には車はいない。「くっつくな」って意志表示だと思うんだけど・・・・いるんだよねこういうタイプ。どっかのボンボンか偏屈なオッサン。走行車線から追い抜きざまに助手席を見る。ん???運転者?綺麗な女性じゃん。なーんもかも許しちゃう。心が広いからね。

麻薬に酔いながら長浜港に到着。今回は今までで一番早く着けたんじゃないかな。
雨は小雨になっり湖面は穏やか。水の色がちょっと気になるけど・・・・そして人は少ない。いけそうな臭いがプンプン。まずは慌てず缶コーヒーを飲みながら釣り人達の様子を観察。常吉、ラバジがほとんど。中にはミノーを投げている人が一人いた。ワームのカラーは?ダーク系かな?よく見えない。カラーがはずれると釣れないため慎重に。
ヨシッ!!って気合いを入れ釣り仕度。カッパを着て常吉リグに。ワームはスライダーのスモーク+シルバーラメ入り。私の冬の定番。
人が少ないから色々な場所から釣りが出来る。ワーム釣りの師匠トーヨーさんに教わった事を実践。腕がちぎれるまでシェーキングとか。シェーキング!シェーキング!!・・・・場所を変えてはシェーキング!右手の感覚が・・・・何故かダイハードを思い出す。泣きを入れて一服。他の人が釣れているか観察するが釣れてる様子は無い。
もう一つ私の冬の定番ジグヘッドリグの垂直釣りにチェンジ!岸ギリギリに落としてこれもシェーキング。ダメであれば3m位移動しては同じ事を繰り返す。まるで防波堤でのチヌ釣りって感じ。
しばらくするとグングン!ギル助バレバレのアタリ!!久しぶりのアタリに血がドッと体中を駆けめぐる。いけるかな?!しかし、それから1時間何のアタリも無し。

長浜港にみぎりをつけて北上することにする。途中、漁港とか船溜まりをのぞきながら良さそうな所を探す。今の時期、陸っぱりでは一発大物を狙うか手堅く小バッチーをしとめるかどちらかに決めておくようにしている。小バッチーの場合は漁港とか船溜まりを狙う。しかし漁港とか船溜まりは釣り禁止の所が多いため気をつけて釣りをするしかない。

道路際の釣り人がいない小さな船溜まりを発見。釣り禁止では無いようなので早速準備して釣りにかかる。ジグヘッドリグで岸際を丹念に探るもアタリ無し。ノーシンカーに変更してトライ。こいつも不発。バスちゃん一体何処へ行っちゃったの?
この時期バスはかたまっているからその場所が分かれば爆釣につながるんだけど・・・・・途中どこかのお兄ちゃんが釣れるかどうか声をかけてくれたが良い返事が出来なかったのが残念!彼も北上しているようだ。長浜港で見かけたから。
1時間くらいやったがダメ。指先や足先が冷たくて冷たくて・・・・

北上を続けてトンネルを抜けて愕然!!道路以外辺り一面雪!!川の水は雪代でちょっと白く濁っている。そう言えば港の水の色もこんなんだった。
奥琵琶湖ドライブインで遅い昼食をとりながらどうしようか迷った。ドライブインの除雪した雪が2m以上積んである。水温を測っていないから分からないが相当冷たいと思われる。帰って作りかけのルアーを仕上げた方が良いかなって気持ちになり結局止め!!

バスの顔を拝みたかったが・・・・次回からはもっと情報を集めてからでないとダメだと言うことを再認識した。
それにしてもワームでの釣り方を体が忘れてしまっている様だ。おかーちゃんの顔色をうかがいながら琵琶湖に通うしかないか?

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