1999年6月

6月26日
琵琶湖
曇り時々晴れ

0匹

今回はBTWT & LBL 合同オフ会が琵琶湖、西野放水路で行われました。合同と言ってもBTWTのオフ会にLBLメンバーがお邪魔したってことなんですが・・・・

BTWT(Big Top Water Team)とは、5/8ozオーバーのビッグトップウォータープラグにこだわる人達の集まりで気さくな方達ばかり。初めてお会いするにもかかわらず直ぐにうち解けちゃいました。
LBL(Lover of Big Lures)は、1oz以上の自作デカルアー(バス用トップ)を使ってバスを釣っちゃおうって人達の集まりです。
ここでメンバー紹介。BTWLからは、萩原さん、横井さん、村上さん、志村さん、ごるご十三さん。MARさん、安井さんとお友達2人。LBLからは水谷さん、中川さん、キーノさん、そして私。

当日、私は仕事の関係で朝9時位にしか行けませんでしたが、到着すると既に皆さん休憩モードに入っていらっしゃいました。早朝から釣りをされていたそうなんですがサッパリとのこと。今年の湖北はヘビーです!

萩原さんの「二宮さん、どんぐりす三兄弟を見せて下さい」の掛け声と共に挨拶もそこそこに自作ルアーの見せやっこが始まりました。私は萩原さんのルアーを見せていただきたくてうずうずしていたところ。
もー皆さん、「ここはどうなってるの」とか「ここはね・・・」とか怒濤の如くでした。もうこれで一気に皆さんとの距離がちじまっちゃいました。これだから同じ趣味を持っている者同士って良いですよね。直ぐに打ち解け合っちゃいますから。
ルアー談義に花を咲かせてワイワイガヤガヤ・・・・・童心に帰りました。

お昼には待ちに待ったバーベキュー!お肉を一杯いただいちゃってくつろいでいると何やら怪しげな料理が!BTWT特製「ソバめし」!!ドロソースがきもだとか。最初聞いた時は何じゃいそれ!って思いました。
あれよあれよという間に大胆かつ男らしく?出来上がり、恐る恐る口に運ぶと・・・・・美味い!!病みつきになりそう!「ソバめし」には野郎の料理を感じました。

一服後、いよいよBTWT定番のキャスティング大会。こいつにははまりました。ルールは何と5/8oz以上のルアーを順番に決められた所(クーラーボックスなど)へキャスティングでほうり込むってやつ。これがなかなか入らない。入った人から順番に好きな賞品(ルアー)を取っていくシステム。賞品がかかっているので皆さん真剣!!通りかかる人達が、何や何や何やっとるんや!ってな感じで見ていきました。

アッという間に解散の時間がきてしまい、集合写真を撮って別れました。LBLメンバーは釣りをしたいって事で長浜と彦根の間にある天野川河口へ。小アユが一杯いましたがバスの姿はサッパリ。バスちゃん何処にいるの!?

6月19日
琵琶湖

0匹

外は雨が降っている。お百姓さんにとっても魚にとっても恵みの雨!?明るくなる前に釣りはじめるつもり。

高速道路を飛ばす。頭の中では今日の釣果予想が・・・暗い内にデカバス1匹以上、明るくなって最低でも30オーバーを4,5匹かな!?フフフフ・・・・。雨が降っているが全然気にならない。むしろ恵みの雨と思っている。
AM3:15頃に到着。辺りはまだ暗いが漆黒の闇ではない。水面に車のライトが当たらないように前もって消しておいてから止める所へ。誰もいない。しめしめ。カッパを着てタックルセット。静かに静かに!
暗い内、バスは岸に寄っていることは分かっている。岸から離れて岸ギリギリにキャスト。ン!ルアーが何かにひっかかる。暗いため岸ギリギリのつもりが陸にキャストしている。仕方無しに引っかかっているルアーを取りに。これでここにいたであろうバスは・・・・・・。クソッ!
今度はちょっと沖目に。使っているルアーはWスイッシャー。ゆっくりゆっくり。大きな音はさせない。チョット移動させてはポーズ。体が自然に溶け込む感じ。全神経はルアーへと。昔の事が思い出される。この辺でドボチョッ!と・・・・・フーッ、アカン。バスちゃんカモーン!

しばらくしたら水谷さんが到着。挨拶も程々に釣りに専念する。辺りは明るくなり何時もの見慣れた風景。杭の上を歩きながら釣りをしようかどうか迷う。今日は雨。杭の上は滑るのは分かっているが・・・・これのほうが釣りやすい。やるしかない!

最初の杭に足をかけようとした途端、落水!杭にはまださわってもいない。かなり大きい音を立てたので誰か見ていたかもしれないと見回す。良かった。誰も見ていない。あー格好わるゥ。両腕、両足がびしょ濡れ。気を取り直し杭の上を慎重に。キャスティングは繊細に。
何の反応もない。アッ!ドッボン!!もーお尻まで濡れちゃった。怒った!!とことん杭と付き合ってやる。先週、チビバスではあるが釣れた所に。慎重にキャスト・・・・・もう一度・・・・・もう一度・・・・アカン。今日はバスの気配がない。アッ!ドボン!!両腕の内側&足の内側を3回の落水ですりむいている。クッソー!!切れたーッ!!

車の場所に戻り水谷さんはどうだったのかたずねるが同様だとか。水谷さんはワームにチェンジ。私はペンシルに替え、もう一度チャレンジ。止める時間を極端に長くしてみたりトゥイッチング風に引いてきたり色々試すが反応がない。アアアアッ!ドッボ・・・ン!バチャバチャ!!冷テー!4回目の落水。アッ水谷さんに見られた!格好わるー&情けねー!もう止め。釣りなんか止め!!!

AM7:30。水谷さんに帰ることを告げ朝のラッシュに溶け込む。帰るつもりだったが、気持ちがどうにもおさまらない。長浜に行ってみることに。もしかしたら・・・・・
到着してみると陸っぱりは少ないがボートが数艘浮いている。おおおお釣れてるのか!早速支度をしてポイントへ。しかし、見る限り小アユがいない。この時期に、どうして?!とにかくキャスト。ルアーを見ていると釣れそうなアクションなんだが・・・結局1時間投げ倒したが疲れただけ。半乾きの服が気持ち悪い!

言い古した言葉だが情報集めからやり直しだ。

6月12日
琵琶湖
晴れ

1匹

BBSに中川さんの挑発的な釣果報告が!48cmを筆頭に数匹。ライギョまで混じる爆釣!こんなん読んだら行くしかないでしょう。
暗い内から行くことに決め、支度を済ませてぶっ飛びモードスイッチオン!お腹が空いては戦が出来ないので吉野屋に途中寄って腹ごしらえ。ヨシッ!のかけ声と共にアクセルON!

夜中なので車がほとんどいない。ぶっ飛ばしていると前にのろのろ走っている黒い車が。直線の所でブチ抜く。するとその車がスピードを上げて追いかけてくる。ついてこれるんならついてこい!笠松競馬場横のクネクネ道を飛ばす。ルームミラーを見るとついてこない。へへへ・・・勝った。前方の信号が赤なので止まっていると後ろから赤い警告灯?をつけた車が。パトカー?もしや・・・まさか。っと思っていると私の車の横に急停車!中から一人の男が降りてきて「降りてこんかい!」って怒鳴っている。車を良く見ると先ほどブチ抜いた車だ!やられた!観念するしかない。車から降りて免許証やら車検証やらを言われるままに見せる。免許取消を覚悟。しかし覆面にやられるとは・・・情けない。でもこの覆面かなり変。女の子が乗るような小さな車で2BOX?こんなん絶対覆面なんて誰でも分からんと思う。それにドライバーが下手なのか滅茶苦茶遅い。覆面と分かっていたら逃げていたかも。
こんこんと説教される。その度にスミマセンを連発するしかない。内心もー説教はいいから早く切符切って欲しくてたまらなかった。ところがである説教済ませたらさっさと行ってしまうではないか。どーなっとるんや一体!会社名や住所など控えていたから後から連絡が?!でも罰則についても何も言ってなかったし・・・・変なの。ま、この機会に飛ばすことを止めようかな?そうそう普通交通関係ってヘルメットかぶってるよね。でもこの二人かぶっていなかったしテレビ風に言うと刑事?って感じ。サイレンも鳴らしていたし警官の臭いはプンプンしてたけど。

彦根インターを降りたのは予定より30分遅れ!説教の時間が長かったなー。先週中川さんの後をついていった道を行くことに。しかし途中で分からなくなり迷ってしまう。コンビニで道を聞くが良く分からない。琵琶湖の方角だけを教えてもらい感を頼りに走る。細い道。舗装がされていない道。段々心細くなってきた。空も明るくなってきて・・・・やっとの事で琵琶湖湖岸道路に出た。出てしまえばしめたもの。釣り場へ急ぐ。
今回は、水谷さんやキーノさんも現地でお会いすることになっている。到着すると二人は既に釣りをされていた。夕べからここに泊まっておられたらしい。タフだ。
今日は第2土曜なのか人が多い。いつもの倍以上。早速支度をして空いているところへ・・・・良さそうなポイントは既に無いので空いているところへ。今回も得意のWスイッシャーで出来るだけ岸沿いを丁寧に丁寧に。移動しながらやるがバイトがない。他の人達を見ても釣っている様子はない。

しばらくやっているとルアーのお尻の所がモワッとしたと思ったらコツコツって言う感じのアタリ。合わせる訳でもなくリールを巻いてくると18cmの小バッチー!今年の琵琶湖初物!って言いたいけど体の血は停滞したまま。贅沢言うなって?!フックで唇が破けていて・・・・・写真撮るつもりで持ってきたカメラに手も伸びませんでした。

それから何度となく丁寧に丁寧に攻めるがまるっきりダメ。バイトすらない。挙げ句の果て沖のロープに漆ルアーを引っかけてロスト。
途中で参加された中川さん達も思わしくなかった様だ。一休みしてもう一回チャレンジ!
各ポイントに入ってやるが何の反応もない。その内、ルアーの遠投大会となってしまった。こうなったらもう釣りどころではない。皆さんに(私もだけど)やっと笑みが戻ってきた。童心に戻った感じで楽しかった。

結局、私と水谷さんが1匹キャッチしただけ。それも小さい。ま、贅沢かもしれないが体の血を沸き上がらせる起爆剤にはならなかった。そう俺に今一番必要なのは起爆剤なんだよ〜う!

6月5日
琵琶湖
晴れ

0匹

中川さんから例の場所(一度しか行ったことがない)で釣れているとのメールを頂き半信半疑の状態。彦根インターまで迎えに来ていただけるとの連絡にもしかしたらと思い飛んでいく。
あまりの興奮に一時間間違えて早く到着してしまった。

朝4:30、迎えに来てくださり後についていく。到着して早速支度。Wスイッシャーで釣れているとのこと急きょあれルアー漆バージョンをWスイッシャーに!ロッドは自作のグラスロッド。おNEWづくしである。

私と中川さんはそれぞれ反対方向に釣りをしていくことにする。ここは杭がズラッと並んでいてその杭から50cm以内にキャストしないと出ないとのこと。かなりシビアな要求である。普段の釣りとはかなり違うので難しい。

出そうな雰囲気だが出ない。ロングキャストをする必要はない。正確にキャストをすることに集中するだけだ。ちょっと風があるのでギリギリにキャストしようとするとラインが流されルアーが杭にひっかかってしまう。杭ギリギリの所の水深は20cm位のチョー浅場。本当かいな?と思いながらキャストを繰り返す。

ダメかもしれんなーと思ってやっているとドボチョ!とデカバスが背面飛びの様な格好でルアーにアタック!お腹が白くてパンパン。ルアーが水面に無いのを確認をして大合わせを喰らわす。
出た!出た!遂に出た!!グラスロッドが根本から曲がる。デカイ!なかなか寄ってこない。グラスロッドが曲がるだけ・・・・強引に巻く。ドラッグはカンカンに締めてあるので力勝負!!
どういう風に写真を撮ろうかということが頭をよぎる。っとその時、急に軽くなる。バレた!!バスの大きさを確認するどころか顔を見る事も出来なかった。
痛恨のバラシ!自分自身に怒りがこみ上げてくる。チッキショー!!何時も使っているカンカンロッドだったらとか・・・・女々しい自分に益々腹が立ってきた。
チッキショー!!チッキショー!!この言葉を何回吐いたことか。気分を取り直してなんて自分に言い聞かせようとするが切れかかっているのが分かる。キャストが雑に。

中川さんと合流して釣果を聞くとサスガである。しっかりキャッチ!再度ばらしたところでやるが反応無し。ところが中川さんが続けて同じ所でやるとらバスが出るではないか!! 悔しいやら自分が情けないやらでブルー状態に。腕の差を痛感!!しばらくしてから中川さんは用事があるとのことでお別れ。

かなり暑くなってきた。このまま帰ろうかと思ったがもう一回攻めようと思い移動しながらキャストを繰り返す。
出たッ!!今度こそ!リールを巻く速度が速くなる。先程よりはかなり小さいが今年の初物に・・・・アッ!バレタッ!!・・・・・・クッソー!チッキショー!の連発。体から力が抜ける。情けない。釣りをする気力が無くなった。

今年、琵琶湖ではまだ一匹も釣っていない。一体どーなっとるんや今年は。何か皆さんは順調に釣っている様子。絶対ここで釣ったるでなーと気を吐いてみるが・・・・・・アー情けな。

何かこう、カーッて血が騒ぐような起爆剤が欲しい!私の体は正直なので既にストレスの兆候が手のひらのブツブツとなってあらわれている。
起爆剤はバスを釣ることだけ!分かっていても相手は生き物。来週こそ!

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