1999年10月

10月30日
 琵琶湖
晴れ 13度〜

11匹

今回も単独釣行。目指すは月出。
前回、トップで出たのと藻の状態が良いのでまずはここで勝負!
5時半過ぎ、明るくなりかけているところでフローターの準備。今朝は寒くない。むしろ暖かいぐらいだ。ルアーはもちろんトップ。どんぐりす3兄弟とInukami。他少々。

よその人のボートとほとんど同時くらいにポイントに到着。湖面は静か。ボートの人は第一投目からバスをキャッチ。小さいが羨ましい。ボートがもう一隻くる。先程のボートの友達のようだ。ただこのボート、人が投げている所に強引に入り込み釣りしながら通過していく。悲しくなるな。

2隻のボートは、トップだミノーだと言いながら歓声を上げている。私はと言うとドングリス3兄弟の長男を投げ倒しているが何の反応もない。
Inukamiにチェンジ。第一投目、着水と同時に出たが乗らない。これならいけそうと思ったが後が続かない。1時間もやっているとボートの人達も沈黙。
湖面は風が出てきたので波立ってきた。スピナベにチェンジしてやったが一回アタリがあったきり。お腹が空いてきたので一服タイムのため上陸。

朝食を取りながら皆さんの様子をうかがうが全然釣れていない。ご飯を食べたら移動することに決定。以前から確認したい所があったからだ。それは海津大崎辺り。昨年までは美味しい思いをしたが今年はさっぱり。

10時頃に到着してちょっと様子を。風はかなり吹いてきていて湖面が荒れている。フローターでは、きついかな?っ思っていると2人組のアングラーが戻ってきたので状況を聞く。かすりもしないとのこと。せっかく来たので常吉で勝負!!
底まで沈めて藻の状態をまず探る。あることはあるんだが・・・・・ほとんど枯れかけている。アタリさえない。いやギル助らしいアタリはちょっとはある。一瞬ドキッとするのだが。
風が強くなり風上への移動はかなりきつい。何度も何度もやっている内にヘトヘト。あきらめて上陸するも疲れて疲れて・・・・・体力落ちたことを痛感。足は疲れて力が入らない状態。
車に戻って一服。知らない内に爆睡!!目が覚めると12時過ぎ!帰ろうかどうしようか迷うが再度月出に行ってみることにする。

月出で様子を見てるとゴムボの人が何でやっているか分からないがよく釣っている。他のボートの人は釣れていない様だ。風があってちょっと荒れている。まだ足に乳酸がたまっている感じ。
ゴムボの人が何で釣っているか確認のために行ってみるか!
私は得意のグラブ。ジグヘッドにグラブを付けて引いてくるだけってやつに。ゴムボの人に迷惑がかからないような位置に陣取って第一投目。ンンン?アタリ?アッ釣れてる!ちっせー!しかし嬉しい!!釣れるやんけと思い投げ倒す。1時間くらいで11匹。内30cmオーバーが2匹。こいつらの引きは強かった!!ゴムボの人が何でやっているか目を凝らしてみるが・・・・・・ミノー?ミノー型クランク?色は白っぽい色。ほとんど入れ喰い状態で釣っている。今度来るときはそれらしき物を持ってこよう。

しかし、足が限界状態。風に流されないように水面下では一時も休まず足を動かしていないといけない。もー力が入らない。今日はこの辺にしておこう。
車の所にやっと戻って椅子に腰掛ける。あー充実感。先週といい今週といい充実した釣りが出来た。やっぱ釣りはこうでなくちゃね。

10月23日
 琵琶湖
晴れ 9度〜23度

1匹

色々都合があって釣りに出かけられなく、遂に指先に禁断症状的ブツブツができ一触即発的状態に陥っていた。何が何でも10/23は釣りに行くと心に決め数日前から準備に取りかかる。
皆さんのHPから琵琶湖の状態を把握し天気予報で天気、気温、風の状態を調べ・・・・後は、何でやるかを決めるだけ。陸っぱりかフローターか。それともボートからか?ルアーは?それに場所は?
悩みに悩んだあげく自分が今一番やってみたい釣り方でやることに決定。それは、フローター+トップ!場所は、湖北の月出。ルアーは、大和(自作Wスイッシャー)を失ったためそれに代わる物が・・・あったあったどんぐりす三兄弟(自作ルアー)が。早朝は、ペンシル系を外せないため中川さんから頂いたInukami(中川さん作)も。そしてクランク(DD22)とスピナベ。保険的ルアーのワーム類一式。

自宅を夜中の3時に出発。いつもなら高速をブッ飛ばして行くのだが今回は、国道を行くことにした。何か気合いの入り方が何時もと違うことを感じる。目指すは琵琶湖月出。4時半に到着。道中、何を考えながら来たのか覚えていない。アッという間に着いた感じ。
辺りはまだ暗い。既に2台の車が止まっている。一寝入りすることに。

バタンバタンというドアを閉める音に目が覚めた。時間は5時半ちょっと前。夜が明けかけてきた。さー釣り開始!!
ほとんど風もなく湖面は凪いでいる。まずは、ペンシル。静寂の中にルアーの着水音と車の音だけが聞こえる。バスのライズはない。
「バスは足で釣れ」と言う言葉を思い出し湖岸を移動しながら投げ続ける。岸辺では、小アユが泳いでいるがバスの気配はない。水の中に指を入れるととても暖かい。これならいけると確信。
しかし寒い。気温9度。リールをホールドしている左手の平から冷たさが伝わり左肘が痛くなってきた。1時間もやっていると我慢できなくなり車に戻る。
ふと気が付くと8時前。寝てしまっていた。湖面に目を移すと風が吹いていて波立っていた。ボート10隻位が一ヶ所にかたまって錨をおろしている。釣れているかしばらく観察。釣れていない。

風裏を求めて移動する。大浦に到着すると湖面は大にぎわい。やれる場所が無いと判断して海津の方へ。主だったポイントは何処も車で一杯。駐車スペースがない。海津大崎まで来ると大荒れ状態。結局、最初の月出に戻ることに。

戻ってみるとこちらも大荒れ状態。釣りをしようかどうかしばらく様子を見ていると次第にボートが引き上げていく。この荒れようではしょうがない。さて、どうしたものか。風はおさまる様子がない。もう帰るしかないかな?と思いかけていた時に「何しに来たんや!」ともう一人の自分が叫んだ!!そうや釣りに来たんやった。よしッ!行こう!!

早速フローターを準備。風はヒューヒュー鳴いている。釣れる気はしない。観察して分かったことだがワーム類もスピナベもダメ。ダメ元でどんぐりす三兄弟だけを持って出撃。
自分の黄色い車を目印に風に流されていないかを確認しながら足をバタつかせる。
少し沖へ出た所からキャスト開始。最初は三男を結ぶ。波にもまれて話にならない。三男と言ってもオリザラより数段デカイ。即座に長男にチェンジ。この大きさなら波にもまれることはない。大きくてデカイからよく飛ぶ。しかし風上に向かってのキャストは、バックラの嵐。とにかく風が強い。風に流されないように必死に足を動かしているので既に足首とすねの部分がパンパン。

湖面の色が変わっていた所に到着。驚いたことにまだ藻が青々としている。俄然やる気が出てきた。しかしこの波では・・・・・・ルアーの着水音でボートで釣っている人が振り向く。そしてこちらを見る。あきれた顔をしている。3人乗りのバスボートがエンジンをかけたまま横をゆっくり通過。普通ならエレキで通過していくのが常識。その時出来た波に備える。

とッその時、ドボチョ!!出た!ロッドに衝撃が!ルアーが見えない!大きく合わせる!ラインは5号。新品を巻いてきたから切れることはない。バスが潜る。強引&慎重に・・・・・キャッチ!!
滅茶苦茶嬉しい。今年本湖での初バス!!感無量。涙目!こういう時に限ってカメラを車に置いてくる。早速メジャーで計ると32cm。大きく見えた。バスを鼻に近づけて大きく息をすう。臭っさ〜!!!この臭いが嗅ぎたかったんや。疲れが吹っ飛ぶ。誰も釣れていないなかでのキャッチ。優越感で身体が・・・・
1匹のバスで今まで沈殿して酸っぱくなっていた気持ちがはじけ飛んだ!

風は益々強くなり湖面全体に白波が立ち始めた。ボートが風上に向かって移動しようにも風に押されてなかなか進めないでいる。フローターの私は、汗をかいている。自分の車を見るとかなり流されていることを察知。波がかかって濡れた部分を絞りながら何とか戻る。疲れた。

車に戻って持ってきた椅子に腰掛ける。風が気持ちいい。嬉しさのあまりまず坂本さんに電話。続いて友達にも。たかが32cm1匹。されど満足で心がはじけんばかり。その時の自分の顔を見てみたい。きっといい顔をしていただろう。

10月9日〜11日
 白樺湖、女神湖
晴れ

今回は、長野県の白樺湖と女神湖情報を!

10月9日、10日、11日と家族で白樺湖近辺へ旅行しました。もちろん釣り竿持ち込み禁止!!我慢の旅行でしたが3日間とも快晴で快適でした。

さて初日、白樺湖に到着早々に一休みとか湖畔を散歩することでチェックを入れる。バスの姿は確認出来なかったがアングラーが常吉主体で攻めている。狙っているポイントは藻の切れ目。
夕方になると何処からともなくアングラーが集まってきて釣り始める。仕事帰り?
釣り方は超超スロー。ほとんど何もせずにワームを藻の隙間に落とし込んだままって感じ。他には小さなシャロークランクで探っているアングラーもいた。スレているのか釣れません。

初日の宿は女神湖すぐ近くのペンション。2日目は女神湖のチェックをするつもり。
翌日早朝、子供達を連れて散歩がてら女神湖をチェック。7時過ぎだというのにアングラーがいない。ここにはバスがいないのか?見た目は白樺湖より良い感じなんだが・・・・・・
止まっている車を覗き込みながら歩いていると既に一戦交えた後って感じの2人連れが爆睡していた。こっそりロッドに付いているルアーを見ると小さめのトップとワームだった。ってことは、ここにもバスがいるって事に。
ここは真夏の早朝にフローターを浮かべてトップ三昧!さぞ面白いだろうな〜。でもきっとフローターは禁止だと思う。

お昼にまた白樺湖にまい戻る。昼食を白樺湖畔のそば屋で新そばを食べるために。もー最高でした!!
おそばをたらふく食べた後は、お決まりの湖畔散歩。日曜日とあってアングラーはかなり多い。親子連れ、アベック、友達同士、おじさん・・・・
使っているルアーはワームとグラブがほとんど。たまに小さめのシャロークランク。やはりお昼頃は釣れないのか?1時間ちょっと観察していたが釣れている様子はなかった。

2日目の宿は蓼科のペンション。その近くに水族館があるというので地図のとおりに山道を登りながら行くと中腹に確かにある。何もこんな山の上に・・・と思いながら入る。
中は熱帯魚のオンパレード。その中に混じって大ギル助とバスが同じ水槽に入れてあった。それもよく見てないと分からないような場所に。ここでも追いやられているようだ。
今シーズンは、バスをほとんど見ていないのでしっかりと目に焼け付けておくことにした。

今回は一切釣り禁止であったが次回来る時にはこっそりロッドを忍ばせて・・・・・
しかし、池や湖を見る度にバスいるんじゃないかなって思ってしまう。木が覆いかぶさったところを見ると、あそこだったら絶対デカバス出そうだなとか・・・・・・アル中、シャブ中、色々中毒はあるんだけどこれって何て言うのかな?分かっていても止められない。始末に負えませんね。
あなたもですよ!

戻る