2004年4月

4月24日

今朝は寒い!昨日までの陽気が嘘の様だ。今日も先週と同じ場所を攻める予定。#16パラシュートを8本作って準備万端。何時作ったか覚えていない#2用のバンブーと喜楽さんからの#3.4グラスロッドの2本で勝負!

#2バンブーは、ロッドをよく見ると1983.12.25と読みとれる(一体何年前?)。#4用の喜楽製ブランクキットをカッターで削って削って・・・作った覚えがある。実釣は初めてではないかな?#2DTでの仕様を考えている。
喜楽さんの#3.4グラスロッドとは、
喜楽さんのホームページで応募していたモニターに当たったやつ。レポートを書く条件で応募した。

気温は10℃。風が冷たい。風はけっこう吹いている。谷風が強いと嫌だな?って思いながらランエボを走らせる。先週年券を申し込んでおいたので途中、取りに立ち寄る。愛想の良いおばーちゃんが対応してくれたが何かおかしい。あれれ・・・?まだ年券が出来てない?何のこと?エッ?
まだ、出来ていない!先週申し込んだまま何も処理されていない。なんやと〜!!理由を聞くと「おとーちゃんが鹿とイノシシの猟に夢中で・・・・」とのこと。ま、しゃーないか。

先週のポイントを目指して川沿いを走らせると既に車がポツリポツリ止まっている。フライマンが支度していている横を通り過ぎ更に上流へ。もしかしたら先に入られているのでは?不安がよぎる。到着すると車がないのでホッとした。早速支度。#2システム。

偏光をかけてプールをのぞき込む。魚は浮いていない。ヤッパ夕べからの寒さで水温が急激に下がったか?水温を計ると8.5℃。ドライでは難しいか?そんなこと言ったって#14と#16パラシュートしか持ってきていない。ま、ストレス解消に来ているんだから#16でいいや。

水量は、3日前の雨(けっこうな量)のせいで増えている。ポイントがよく分からない。水温が低いから瀬に出てないかも。色々考えたが生きもん相手に勝手に思ったってしゃ〜ないわな。瀬だろうがプールだろうが手当たり次第にプレゼントすることに。

谷風が吹いているため思ったところにフライが行かない。向かい風だったり追い風だったり。それに冷たい!それにしても何の変化も無し。水中に魚の気配も感じられない。もしかしたら先行者?餌釣り師にやられちゃったかな?先週あれだけ感触をつかんだのにいったいどういう風?#16パラシュートは完璧に近い出来栄えだ。バランス良くちょっとした瀬でもヘッチャラ。

緩やかな水たまり風のポイントにフライを落とす。ゆっくり流れる。オオオッ!出た!ゆっくりスローモーションの様だった。アワセもスローモーション。何やってるんだ!!もう一人の自分が叫ぶ。せっかく出たのにバスのトップと同じ様なアワセをしてしまった。泣ける。もうダメかもしれない。

更に上流へ。風は強くなって釣りどころではなくなった。しかし風の合間に何とかプレゼント。しかし、何の反応もない。あきらめかけていたところに2度目のアタック。完全に不意をつかれたため今回もダメ。ど〜しょ〜もね〜な。もう止めるか?岩に腰を下ろして一服する。ドライの水分をティッシュですい、乾燥剤のビンに入れてカシャカシャ。

風は強いし肝心なところでミスるし。今日はダメだな。釣りにならない。座ったまま目の前の緩やかな流れにフライをプレゼント。自分のフライを一瞬見失う。バチャッ!!また出た。でも毛針はこっちやぞ!ピックアップしようとしたら釣れていた。何?自分がフライを見間違えていた。

バラさないようにネットですくう(すくうほどの大きさじゃないけど出来るだけさわらない様ににね)。嬉しい!!ヤッホー!あきらめていたので最高に嬉しい。デジカメで写真パチパチ。15cmとチビ助だが満足満足。来て良かった。

一息ついた感じだ。更に100mほど釣り上ったが風が強くなって釣りが出来ない状態になったのでひとまず納竿。12時過ぎだ。

車に戻っておにぎりをほおばる。腹ごしらえを済ませて今度は本流へGOだ!今朝いた車はもう一台もいない。やっぱ今日は皆さんダメだったのかな?

本流沿いを車で流す。風の状態を確認するため木々をみるとかなり揺れている。窓を開けるとかなり吹いている。まずいな。本流にも釣り師が見あたらない。風裏がないか探すが甘くはなかった。車を止めて出来るかどうか確認するために川へ行く。餌釣り師が一人だけいたので様子をうかがっていたが風に苦戦している様だった。もちろん釣れない。

12時30分。今回はこれにて終了!風には勝てませんわ。

帰りがけにバンブーロッドを作ることを決めた。材質は、その辺に生えている竹。直径5mm位のやつで。竹は2種類あることは知っている。ま、それ以上あると思うが近所に生えているのは2種類。今時分は、まだ若いので繊維が柔らかく低い番手に最適?だと思う。

10本くらい取ってきて失敗を重ねながらノウハウを蓄積しようと思っている。上手くいけば、もう買わんでも良いもんね。

 

4月 17日 先週痛い目にあったので今回は、馬瀬の支流にはいることに。水温は、低めのはずだからそんなに慌てて行かなくても。むしろ日が上がってからの方が良いんじゃないかと思った。

朝起きて支度をしているとおかーちゃんから「タケノコ堀に行ってよ」と一言。「いやだ!」と拒否したが逆らえず1時間だけの約束で山の中の竹藪へ(これが結構きついんですわ)。到着して探すも小さいものばかり。49歳の体には釣りするだけの体力しか残っていないのにタケノコ堀で使ってしまうのでは・・・・・竹藪をおかーちゃんと歩き回りながら探して掘る。結局、2時間かかってしまった。

家に着いて一服するも既に11時過ぎ。泣けてきたが気を取り直して出発。今日は、年券を買うために写真を持っていく。初めての年券!ワクワクする。

飛騨金山のラーメン屋で昼食を取り一路馬瀬川へ。川を見ながら進むが水がかなり少ない。ここんとこ雨降ってないからな。まずは、漁業組合へ。玄関のドアを開けようとするが鍵がかかっている。嫌な予感。しかた無しに日釣り券を売っている新聞屋へ行く。事情を話すと土日は休みだそうです。商売っけ無いなー!

ここでも年券を扱っているとのことで写真を渡しお金を払う。しめて3500円也。年券自体は後日受け取りに行くことになっているそうだ。

まずは、何処を攻めるか。川沿いを車で流していると減水が甚だしい。本流か。まずは昨年通った場所へ行ってみることに。橋の上から川の状態を観察すると行けそうな雰囲気。GOだ!

タックルは、冬に時間をかけて作った喜楽製のバンブーブランクキット。#3−4の8’。#4ラインをセットしてとりあえず川に。偏光ををかけてプールを覗いてみると良い型のアマゴらしき魚体が複数何か流れてくるのを食っている。迷わず昨年作った#18のドライを結ぶ。老眼でアイにティッペットを通すのが大変!

流れにフライをプレゼント。下から魚がスーッと寄ってくるが目前で反転。何度やっても同じ。しまいには相手にもされなくなった。もしかしたらと思いニンフを結んで流すが全然ダメ。粘ってみたが私の実力の限界を感じた。勉強しないとね。

しかし、元気いいナー。先週のあららぎ湖とは雲泥の差。水温を計ってみると何と13℃!!信じられん!!元気なはずだわ。これで使うフライは決定。#14パラシュート。いつものやつ。

水量のあるところを狙ってプレゼントするが魚がいないのかなかなか思うようにいかない。50mも釣り上ると息切れが。歳には勝てんな〜

一服しながらぼんやりしていると1匹のカゲロウ?が膝にとまった。何気なく見てみると#14位?使っているドライを傍らに置き写真を撮る。
サイズ的にはドンピシャ?

これで何か自信がわいてきた。カラーは違うが魚から見たら分からんのとちゃう?一服終了。

瀬はまだ早いだろうな?と思いながらプレゼントするとピチャッ!食いはしないが存在を確認。嬉しくなってきた。深めのプールへの流れ込みに落とすと底からスーッと真っ黒いのが・・・・ターン。ま、しかたがないか。

ベストポイントに到着。見るからにここしか無い!!って感じのポイント。まず、手前を攻める。案の定出たが針がかりしなかった。クッソーッ!徐々に上流を攻めるが出なくなった。最初のをしくじるとダメか。しぶとく流すと何とどデカイのがドボチョッと出た。デカイのは早合わせ厳禁。一呼吸してからアワセをくれてやる(俺って冷静!)。おおおおお・・・ずっしりとした感触。最高!ランディングネットにそーっと入れてキャッチ。朱点はババチイが良いサイズ。25cm!!そーっとリリース。

今年は良い年になりそうだ!!!ガハハハハ・・・・エネルギーが満ちてくるのを感じる。ゲンキンですわ。

谷風が強くなってきた。それも向かい風。これって最悪だよね。しかたなしに下からの釣りではなく横からのキャスティングとなってしまい体のデカイ私としては気配を完全に悟られてしまうのではと思うと・・・・・・

めげずにキャスティングを繰り返す。何気ない所にプレゼントしていく。プレゼントしておきながらこんなとこはいないよなって目を離したすきに視界の隅にアマゴが・・・・ピシャッ!!大きな音を立てて・・・・外れてしまった。クッソオ!!

さらに上流へ進むとちょっとした流れ込みが。様子を見ていると1匹のアマゴが大ジャンプして何かを食った。あんなにジャンプするものなのか!凄い!!

そこへすかさずプレゼント。フライは流れていくが・・・・・ポイントを過ぎそのまま流しているとパク。アマゴがくわえた。ロッドを立てると飛んできた。小さいがかわいい奴。朱点は鮮やか。小さい方が鮮やかなのかな?写真を撮ってそーっとリリース。

4時までつもりが既に5時をまわってしまった。釣り初めが2時半頃だったので2時間半の釣り。風が強くなってきたし大変疲れたので今回はこれで納竿。

今回は凄く良い釣りが出来たと思う。そこそこ出るのだが手前でターンされたり、出ても食い切れていない状態が多かった。#16のパラシュートを巻いて来週もまた楽しむか!

帰り道、本流沿いを低速で流すと餌釣りの人がいるわいるわ。全部釣られちゃうわけではないから釣っているポイントを脳味噌にたたき込んでおく。来週やってみるか。

 

4月 10日 今年最初の釣行。バスではなくフライフィッシング。色々、迷ったあげく久々野町のあららぎ湖へ行くことにした。ここは、20数年以上前にかなり入れ込んだ所だ。

昨年、OFF前に行ったがかなり減水していてあえなくノックダウン。役場に電話して何時から始めるのかを確認したが5月の連休あたりからじゃないかと言うような曖昧なものだった。

ま、とりあえず行ってみることに。気温が気になるところだが、住んでいるところは春と言うより初夏(ちょっと大げさかな?)の感じ。これは上手くすると・・・・ふふふふ。

天気は快晴、ちょっと風があるが湖の釣りでは当たり前。近づくにつれて雪が路肩にちらほら。何か嫌な感じがする。到着して愕然!!水がない!昨年行ったときよりかは若干増えているが、それにしても・・・・・

今、こんなに少なかったらOPEN当日までに水は溜まらないんじゃない!?もしかして公園のように整備してからはこれだけの水だったりして・・・・

一気にやる気がなくなった。そうだ谷へ入ってみよう。湖に流れ込む小さな谷に移動すると日陰には雪が。そっと谷へ降りて水温を測ると何と3℃!!こりゃダメだ。

移動するのも面倒くさいしちょっと小腹もへったのでおにぎりとソーセージをほおばる。車の中で迷っていると一台の白い車が。降りてきて湖の様子をうかがっていたと思うと釣り支度をして降りていった。様子を見るためにかなり離れて観察。餌釣りだ。しばらく見ていたが全然釣れない様子。移動しながら釣っていたがあきらめて帰っていった。

やっぱダメなのかな?しかし、せっかく来たのだから頑張ってみるか!まだ、朝の10時前だしね。ウエーダーをはきバンブーロッドに#6シンキングラインタイプTをセット。ルアーは、得意なオリーブカラーのゾンカー。堤防沿いを手前から向こうまでをなめていくことにした。

ウーダー越しに冷たさが伝わってくる。とにかくキャストしては引く。これの繰り返しだ。ある程度扇状にキャストしながら探っていく。かけ上がりは神経を集中して・・・・何のアタリもない。フライを交換したりスプリットを付けたりしてやってみるが根がかりするだけ。魚の気配全くなし。

ふと駐車場を見ると車が2台。釣りの支度をしているようだ。やっぱここは魅力のある所のようだ。堤防沿いをどん詰まりまで探ってみたがさっぱり。時間は12時過ぎ。疲れました。

車に戻る途中、堤防から見渡すと雪をかぶった山々が・・・・アルプス?綺麗だったので写真をパチリ。

ま、最初の釣行だからしかたがないか。次週は、もう少し水温が高い所を狙ってみるか。

先ほど来ていた釣り人の様子を遠くから見ていると釣りしていないの?あれ置き竿?ブッコミ釣り?鯉釣り?参考になりませんでした。

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