2004年8月

8月28日

前回の夢をもう一度!今回は、前回と同じ川へ行くことにした。道順は、既に頭に入っている。最短距離でGO!

余裕ぶっこいて8時半過ぎに家を出る。運転しながら・・・???あれ、最初何処で曲がればよかったんかいな?曲がる道は2ヶ所あってどっち?看板頼りに2番目を右折。何か違う様な気がする。途中でまた看板が。よせばいいのに左折してしまった。かなり行くと絶対にすれ違い出来ない道幅の山道を対向車が来ないかびくびくしながら通る。ちょっと油断すると川に落ちるか崖にこすってしまう。ヤバイ!何とか広い道に出たことはよいが何かこの景色に見覚えが・・・・四角形の3辺を通って元の道に来てしまった!!トホホホ・・・!疲れました。初っぱなからのミステイク!先が思いやられる。

何とか釣り場に到着。早速支度をして前回藪こぎして出てきた箇所から逆に入川。しかし今日は暑い。真夏って感じ。汗だらだら。木々や枝が覆いかぶさっているためキャスティングは出来ない。フライを小枝に引っかけながらのスタートとなった。思う様にフライを落とせない。イライラがつのる。水量が前回より若干多めだが濁りはないから助かる。

気配無しの状態の中、順調に釣りのぼる。しばらくすると小さな堰堤が。堰堤下のプールをよく見るとアマゴ?らしき小魚が数匹浮いている。釣れてもリリースもの。しかし、みすみす素通りする訳にはいかない。フライを落とすとスーッと寄ってきてピチャッとやる。釣れない。しばらくすると何処かへ行ってしまった。

堰堤上に登り釣り上がる。よく見ると人の足跡があるではないか。先行者がいたのか?どおりで反応が無かったのか。一人納得状態。

しかしココで止める訳にはいかないので更に釣りの上がる。こんなとこは絶対にいないよな。と思いながらフライを落とした瞬間にアマゴが飛び出した。居るんか!!14cmと小柄ではあるがお腹ポンポン。朱点鮮やか!小さいやつの方が朱点が綺麗だな。写真を撮ってそっとリリース。前回のアマゴが好評だったためデカイ(20cm以上)のが釣れたら持て帰って食べさせてやることを子供達と約束。

やっと余裕が出てきた。速い流れにフライを落とす。デカイのが出たが食いきれていない。へたくそ!
木々が覆いかぶさり光が差し込まない様なトンネル状態の所に出くわした。良いポイントだ。まずは手前から流す。最初から上流を狙うとフライラインの着水で下流のポイントをダメにしてしまうからだ。
フライが50cm位流れた時にデカイのがスーッと出た。しかし食いきれなかった様だ。見破られたか?チッキショー!熱くなっているためペットボトルのお茶を流し込んで頭を冷やす。フライの水分を取りカシャカシャする。ダメもとでもう一度チャレンジ。ちょっと上流にフライを落とす。直ぐに出た。ワンテンポ置いて合わせる。よし、のった!あれ?大きい割に元気がない。そのままごぼう抜き。サンマ?何これ?ネットで受けてよく見ると朱点が無いのでヤマメ?しかも骨皮筋右衛門ときた。産卵後?病気?もしかしたら老魚?(家の水槽で飼っている川魚は、年をとっているため骨皮筋右衛門状態の奴がいる)メジャーで測ると23cm。キープサイズだが何か気持ち悪いためリリース。

やっとトンネルから抜けた。空を見ると青くて・・・・でも暑い。たまに水の中にお尻を入れるとウエーダー越しに冷たくて気持ちよい!何度も冷たい水で顔を洗う。最高!

またまた良いポイントに出くわした。手前から探っていく。出来るだけ立つ位置は手前にして。フライを流す。ジョボッ!出方が凄かったので思わず反射的に合わせる。デカイ!!本当にデカイ!前回バラシた事が頭をよぎる。それにメチャクチャ引く。ネットではダメ。そのまま岸に釣り上げるしかない。必死になってキャッチ。レインボーだ。それに何を食べたらこんなにデブになれる?と思うくらい良く太っている。お腹はパンパン。しかし、暴れる暴れる。エネルギーがある魚だ。アマゴと比べると遙かに強い感じがする。一時期レインボーに狂った事を思い出す。
27cm。気の毒だがこいつはキャッチさせてもらう。レインボーは美味しいから子供の喜ぶのが目に浮かぶ。親バカですな。

気を良くして釣りのぼる。またまた良いポイントが。しかし、キャスティングしにくい。まるでリーダー部分だけでキャストしないといけない。もし釣れても小枝が邪魔してキャッチ出来るかな?
何とか一発でフライを狙った場所に落とすことが出来た。スーッとデカイのが浮いてきた。食った!すかさず合わせる。良し!?あれ?思った通りリーダーが小枝に引っかかって魚が宙ぶらりん状態。ドッテンドッテン、クネクネ暴れている。こちらも枝に手を伸ばす。自分の重みで枝が曲がる。魚のしっぽが水面についた状態がしばらく続いたと思ったら外れてしまった!クッソー!!へたくそ!バーブレスのためこういう場合は直ぐに外れてしまう。

完璧に落ち込みました。時計を見ると既に1時半。どおりでお腹が空いたと思った。車に戻りまずは、ビールをグーイーッと飲み干す。最高!おにぎりと弁当を食べて一休み。次は何処で釣りするか考える。色々考えたがあまり時間がないので下流の橋から釣り登ることに。

50m位釣り登ったが釣れるのはアブラハヤとカワムツのみ。デカイアマゴが2回スーッとフライに近づいてきたが見破られて沈んでいった。

今回反省点が2つある。#2ラインを使用しているため#12カディスは投げにくい。空気抵抗が大きすぎるためだ。2つめは、やはりフライの作りが悪い!途中で見破られてしまうからだ。#14、#16のドライフライをメインにフライの見直しが必要だ。

最後に嬉しかったことが1つある。それは自作(丸竹)のロッドだ27cmのデブレインボーにもへこたれない事が分かった。予備のロッドを数本作っておこう。来シーズンのためにね。

 

8月21日

久々の釣行。今回は、和良川へ行くことにした。何時も通る道をやめ上之保経由での挑戦。早く到着できれば次回からもこの道を使う予定だ。

ランエボで上之保へ向かう。ずっと以前とは見違えるような良い道に変わっている。しかし車はほとんど通っていない。快適快適。おばちゃん(私から見ておばちゃんですが皆さんから見ればおバーちゃんかな?)に道を尋ねて和良へ向かってGO!
分岐点の交差点に通行止めの看板が。私は、ちょっと迷ったが行けると判断。しかし道が狭い!ランエボの幅しかないような所も。しかし、奥の奥まで民家があるのに驚いた。いいかげんいやになったころ広い道になった。フーッ!カーブを曲がった途端にトラ柵&パイプで道がふさいである。やってもーた!!

ずっ〜と戻って・・・やっと川に到着。いい加減やる気が失せていた。先行者はいないようだ。早速支度をして入川。今回のタックルは、自作ロッド(丸竹)6.6ft+#2+カディス#14。水量は良い感じだが川の中に所々アオモがついている。雨が降らなかったためか!

今回は、攻め方を何時もと変えてみた。ようは、川の真ん中に立って上流へ扇形状にせめるってやつ。やってみると非常に攻めやすい。
ポイントを丹念に流す。おおおお・・・魚が見に来るが反転。小型だが今日は行けるかも。しばらくやるがフライを見には来るがダメ。しかた無しに#16パラシュートに変えてみる。途端にアタックしてくるようになった。スレてるのかな?

今日は、チビを相手にしないため水量のないところは攻めない!流れのあるところをガンガン攻める。デカイのがフライと一緒に下ってくる。くわえた!一呼吸おいてから合わせる。ロッドに大物の感触が伝わってくる。流れから寄せようとした途端に切れた!クッソーッ!悔しい!!

ちょっと放心状態になったが気を取り直して再開。ピチャッ!軽く合わせるとチビのくせにやたらと引く。んん?背中近くにスレでかかっている。

今日の初物のため写真取ってリリース。ゴメンね。

それからしばらくは、何の反応も無し。釣りを開始して100m位釣り上ったがダメ。ダメだなと思ったところは素通り。何か自分が何時もと違う。どうしたんだろう。

ザバザバ上流へ向かうとオオオオッて感じる所に出くわした。ここなら絶対にいる!まずは流れに合わせてフライを流す。出ない。今度はこちら。あちら。また最初から・・・・・あれ?おかしいな。おらなあかんはずやが・・・・。試しにもう一度・・・・出たッ!やっぱりいた。難しい!

おおお綺麗!!これでないとね。そーっとリリース。よし、この川はこれでおしまい!
かねてから気になっていた支流を試すことにする。

どんな感じか車をゆっくり走らせながら川の状態を観察。良い感じですな。川幅は狭いし木が両サイドから覆い被さっているところが多い。これならそんなに人が入らないな。ん、アマイ?上流まで行ってどの辺から入川するか探してと。

今日は、子供会のバーベキューの日。夕方4時までに帰らないとおかーちゃんにしかられる。そんなに釣り上れないな。適当な所から入る。
良いポイントが続くが何の反応もない。やっぱり他の人も考えることは同じか?しかし反応無いじゃない!キャスティングはほとんど出来ない。直ぐにフライが木にひっかかる。落ち着いて落ち着いて・・・・

しばらくするとピンときたポイントが。経験的にスッゴクいそうなポイントだ。幅はそれこそ60cm位。縦はは1.5m位。ちょっと水深があり流れが終わるところにえぐれた岩がある。こういう所って必ずと言っていいくらい大きいのが居着いているのよね。

フライを真ん中辺に落とす。岩の所までフライが来るが何の気配もない。もう一度。更にもう一度・・・・あれ?
では、流れの最上流に落とす(落としたつもり)。あれ、フライが見えない。しばらく様子を見たがフライが分からない。ダメだな。ピックアップ???ななななにッ!釣れている。
しかも良い型!凄い引き!!慎重に慎重にネットでランディング。ふーッ!20cmは軽くあるな。メジャーを当てると23.5cm。写真を撮ってキャッチ。本来であればリリースするけどバーベキューの品にさせていただきます。子供の喜ぶ顔が目に浮かぶ。フフフフ・・・・
しかし、このロッド最高!!このクラスの大きさの魚だと取り込むときにスリル満点。良いロッドに仕上がっている。

釣り上るにつれて両サイドの木がかなり覆い被さってきた。なかなか開けてこない。トンネル状態。餌釣りで言えば提灯釣りって感じ。フライはキャスティングがほとんど出来ないため苦戦!挙げ句に4回も転んだ。スッゴクいたかった。

我慢して釣り上るとまたまた感じるポイントに出くわした。あそこにフライを落として流せば出るな。流れてくる餌は全て捕食できるって感じの所だ。
フライを落とす。30cm流れたかと思った途端に凄い水しぶきを上げてフライをくわえた。
これも良い型。岩の下に入ろうとするのを無理矢理ランディング。素晴らしい魚体とサイズ。ほれぼれする。こいつもキャッチさせてもらう。

時計を見ると何と既に3時半。アッカーン!!間に合ワン!!何処かから道に出られないか探すが木々が深くて手に負えない。

戻ってもダメなため仕方なく上流に行く。しばらく行くとまたまた感じるところに出くわした。ここならキャスティングできるし・・・・
とりあえず流してみるか。流れにフライを落とす。スーとデカイのが底から浮上してきた。アッ!Uターン。ダメでした。見破られました。岩に腰掛けてフーッ!!帰らなければ行けないことをすっかり忘れてしまった。もう一回だけやってみるか。ドライをティッシュでギューッ。カシャカシャでキッチリ水分を取る。

深呼吸して、もう一度同じ所に落とす。アアアッ!またもや浮いてきた。慎重に慎重に。くわえた!合わせる!走る走る。切れるのを覚悟で強引に寄せる。ネットですくおうとしたがネットが小さい。アーッダメダメ!魚が足下に。足に糸が巻き付く!アッバレタ!悔しい!!

放心状態。帰らなきゃ行けないのを思い出す。もーやけっぱちで藪こぎ。途中、段になっているところに落ち息が・・・・やっとの事で車まで戻る。時計を見ると何と4時。携帯が鳴る。おかーちゃんからだ。言い訳してすっ飛んで帰る。
途中、近道じゃないかと思って通ったのが裏目。花火大会のため交通規制が。泣けました。
バーベキュー会場に着いたのが6時ちょっと前。もーほとんど終わりかけでした。

戻る