■研ぎ出ししすぎてブランクの部分まで達した場合、漆が染み込んでいると失敗が分かりにくい。

１．下塗り用のカシューを皿に取ります　

これは、何の説明もいらないと思います。強いて言えば、刷毛をカシューの中につっこんで移した方がやり安いって事ぐらいかな。
量は、少な目で良いとおもいます。数回やりますから。
　

ルアーブランクにしっかり染み込ませるために２倍以上のシンナーで薄めます。しっかりかき混ぜてね。
　

薄めたシンナーを刷毛で塗ります。ルアーブランクが軟らかい木だとどんどん吸っちゃいますので吸わなくなるまで塗ります。目玉の位置の中とかにもしっかり塗ります。
　

しっかり乾燥させます。乾燥したかどうかは臭いを嗅いで臭くなくなったらＯＫ。
　

下塗り＆乾燥を２、３回繰り返します。これをしっかりやっておかないと最後で地獄を見ることに。
繰り返しを止める目安は、木が薄めた漆を全然吸わなくなった時です。
　

下塗りだけだとムラが出来るため下塗りの仕上げをします。回数は２回位。２回目はしっかり乾燥させてからね。
これは研ぎ出し時に下塗り色が出てきてもルアーブランクの木まで簡単に達しないようにするためです。
スポンジに漆を直接付けて（薄めません）ルアーブランクにポンポンと押しつけるような感じで漆をつけていきます。１回だけで上手く出来上がったと思えば１回でＯＫです。