| 1.研ぎ出しルアー紹介 
     塗りが終わりしっかり乾かしたこいつを研ぎ出しします。 ンッ?色が違わへん?ってつっこみを入れられそうなので白状しときます。
 当初は赤黄でフィニッシュの予定でしたがよく見るとルアーボディーに2ヶ所ほど凹んだ部分があったんです。凹んだ部分は研ぎ出ししてもその部分だけ研ぎ出し出来ませんので赤白に変更しました。
 背中のラインも違うやん!ってまたまたつっこまれる前にここも白状しておきます。
 実は使ったことがない「えびちゃ色」ってのを買ってきたんです。どんな色なのか使ってみたくて仕方が無くなり・・・衝動で塗ってしまいました。
   | 
  
    | 2.研ぎ出し前の準備 
     #800の耐水ペーパーは使いやすいように予め切っておきます。バケツに水を入れておいて耐水ペーパーとルアーを濡らしながらペーパー掛けをしていきます。 水道の蛇口の所でやっても良いんですが・・・・・絶対に怒られると思いますのでこの方法が良いですよ。また、必ずと言っていいほど研いでいる最中に水が飛びますので新聞紙などを敷いて作業されると良いと思います。写真の敷き方ではダメです。もっと新聞紙を使って広くね。
   | 
  
    | 3.研ぎ出しのポーズ 
     こういう感じで研ぎ出しします。やっていると段々研ぎ出し表面が汚れてきますのでバケツの水で洗いながらね。 研ぎ出しは自分がこれだ!!って思える所で止めておきます。この位で止めておきますってのはありません。あくまで自分の感性ね!!
 首の部分(えぐれている所)の研ぎ出しはいい加減にやっておくとばばちくなりますので丁寧にね。
 研いでいる最中に漆の臭いが若干してきますが、これは研ぎ出した漆が体温などで暖められたものだと思いますので気にしないで下さい。
 但し、臭いがキツイ場合はまだ完全に乾ききっていませんのできれいに洗って即座に作業を中止し乾燥させます。
 しっかり乾いていないまま研ぎ出しを続けると耐水ペーパーの削れた粉?が漆表面と混じって汚い色になってしまいますので焦りは禁物!!漆物は時間かかるんですよ。
   | 
  
    | 4.奈落の底へ落ちました!! 
     失敗(胴の部分)しました! 途中、こんなもんかな?って所があったんですが「いやいやこれから豹変するんや」なんて思って研ぎ出しを続けていたら・・・一気に奈落の底へまっしぐら!!
 直ぐに嫌な予感はしたんですよ。でも他の所も同じようにしないとみっともないと思って・・・・悪あがきしたんですが失敗でした。
 頭の部分はそこそこの出来ですのでOK(といっても途中ですので研ぎ出しは続けます)。
 胴の部分はこのままの状態で仕上げるにはあまりにもプライドが!次回は掟破りの反則技を使って修復を試みます!
   | 
  
    | 5.反省!! 
     今回失敗した原因はやはり色の使い方にあった。胴に使った色は白、黄、ぶどう色の3色。この中の黄色に問題がありました。何故かというと研ぎだしていてもこの黄色が他の2色と合わずにばばちい存在となったからです。 ですから出来るだけこの黄色の部分が出ないようにと研ぎ出しをしては見たんですが結果は写真の通りに!
 それで遂に奥の手の反則技。胴の部分だけやり直しました。今度は白と黒のみ。黒と言っても背中の部分だけ。後は真っ白!乞うご期待!
 しかし今回のブランクは研ぎ出しが大変でした。ルアーブランクが大きすぎました。研いでも研いでも・・・・本当に疲れました。それに厚く塗ったせいもあってよけいとね。   | 
  
    | 6.再度研ぎ出し!! 
     上の奴を再度研ぎ出ししてみました。写真写りがメチャクチャ悪いのでアップの奴もと思ったら・・・・ やっぱダメです!
 実際はこんなもんかな?って感じです。これ以上研ぎ出しするとドツボにはまりますからね。
 これでやっと次へ進めますのでホッとしてます。
 いよいよめん玉入れて仕上げのコーティングへ!
 おっとここで注意!!
 研ぎだし後は、2、3日必ず乾かして下さい。私は念のため一週間くらい乾燥させます。
 研ぎだし後の漆の部分が妙と湿っぽいんですよ。漆が水を吸っているなんて事はないと思うんですが・・・・
 それと臭いを嗅いで漆の臭いがかすかにでもしたら臭いが無くなるまで必ず乾燥させて下さい。
 仕上げのコーティングはウレタンで行いますので乾いてないと・・・・泣きを見ないためにもね。
   |