中塗り&上塗り

さ、いよいよ色付けです。

この行程は研ぎ出し後の色模様がこうなって欲しい!!
自分の求めるものを実際に順番とカラーを決めて塗っていきます。 

作業概要

全部で5色使います。色は赤、白、朱、黄、黒、ぶどう色。赤と朱はヘッドの部分に、白と黄色は胴体の部分。黒は背中のストライプと目玉の縁取りに。上手くいったら格好良いと思うよ。そしてぶどう色はアクセントとして全体に塗ります。この色によって冴えるかババチクなるかは研ぎ出しするまでのお楽しみ。

塗る順番はぶどう色、赤白、黒、朱黄。これらを1行程として3回行います。
赤白と朱黄の順番が逆ちゃう?って思われる方がおありかもしれませんが最後の朱黄は薄く塗りますのでこれで良いんです。ほんなら最後の朱黄を塗らなえーやん!ってまたまた思われるかもしれませんが、この朱黄が有ると無いとでは雲泥の差なんですわ。

そうそう、下塗りはこれら以外の色で行う必要がありますが今回は途中でカラーを変更しちゃったのでこれだけの色で行います。

作業内容

1.アクセントのぶどう色を塗ります

まずはぶどう色をスポンジに付けて(薄めない)ポンポン(ギュッギュッかな?)とルアーに押しつけながら色を付けていきます。
色を濃く付けるか薄く付けるかは仕上がりを考えてね。私の場合はアクセント的に考えますので薄くね。
ただ薄くやろうとすると写真のようにまだらになっちゃいますが気にしません。

2.本命の赤白を塗ります

ぶどう色を付けた要領で赤と白を付けます。一回目の赤白は厚くします。これは研ぎ出し時に出来るだけこれより中にいきにくくさせるためです。2回目の行程からは薄くてもかまいません。
丁寧にやるんなら赤又は白を塗って先に塗った方を乾かしてから赤又は白の残りの色を塗るのが本筋でしょうが・・・・時間もったいないもんね。境目は出来るだけ色が混じらないように気を付けて!
スポンジで色を付ける時のポイントは漆から泡が出るくらいにすると良いで〜!泡を出すには漆の量が多くないとダメでっせ。要は塗った表面をブツブツにするって事ですよ。

あまり長時間ポンポンやっているとスポンジがちぎれてくっついちゃいますので気を付けて下さいね。画面の白色の所に小さく突起物(ルアー中央下の穴位置の右側)があるのわかります?これがそうです。ちなみに私はほとんど気にしませんがね。

3.続いてアクセントの黒

みためちょっとバッチイかな?レッドヘッドはこうやって背中と目の縁にアクセントをつけると・・・・上手くいけば格好良いでしょうね。
黒は強い色ですので出来るだけ薄く付けます。後は乾くまでじっと待ちます。

4.最終の朱黄

いよいよ最終カラーです。頭の赤の上に朱色を、胴体の白の上に黄色を。胴体の黄色を先に付けた方がやりやすいかな?
カシューの朱色は結構強いので赤との組み合わせは・・・出来上がりが楽しみです。胴体(背中)は先に付けた黒が強いので黄色から透けて見えますが気にしません。黒の上だけ黄色を厚くしても面白いかも。結果は後のお楽しみってとこです。

これで1行程終了です。朱黄が乾燥したら1〜4の同一行程を後1回以上行います。今回は全部で3行程行いますので後2回ね。

私はスポンジでやる場合はほとんどが3行程行です。カシューは初めてですので分かりませんが研ぎ出しをしてみるとこの位の回数が最低必要?って気がします。

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準備 下地塗り 中塗り&上塗り 研ぎ出し 仕上げ 完成